目頭切開と二重切開は同時にできる?メリットは?
二重切開と目頭切開は同時にできますか?
二重切開と目頭切開は、同時に行うことが可能です。
「パッチリとした二重をつくりたいけれど、二重切開だけでは難しそう。目頭切開も行って理想の目元を手に入れたい!」と希望する場合、ダウンタイムや仕上がりのことを考えれば、二重切開と目頭切開を同時に受けたいですよね。
同時といっても、どちらの施術から行うべきかどうかは、二重の状態によって異なります。
また、二重切開と目頭切開を別々に受けたい場合は、目頭切開から先に行うのがおすすめ。目頭切開を先に行うことで、これからつくる二重ラインのイメージをしやすくなるためです。まずはカウンセリングで医師に相談をして、同時に行えるのか、別々に行うべきなのかを確認しましょう。
同時に施術を受けるメリット
二重切開と目頭切開を同時に受けることで、目元の印象を大きく変えることができます。
たとえば、もともと蒙古襞(もうこひだ)の張っている一重からパッチリとした平行型二重にする場合、二重切開だけでは難しいことがあります。蒙古襞の影響で末広型二重のようになってしまうことが多いため、目頭切開も同時に行うケースが多いのです。
また、ダウンタイムを少なくできるのも、同時に施術を受けることのメリット。別々に施術を受けると、それぞれにダウンタイムが必要です。先に受けた施術のダウンタイムが終了してから次の施術を受けることになるため、スケジュール調整を行わなければなりません。
同時に施術を受けた方がいい場合
蒙古襞(もうこひだ)があり、平行型二重を希望する場合
蒙古襞が張っている人は、目頭側の二重ラインを広げにくいといわれています。蒙古襞は日本人などのアジア人に多く見られる特徴ですが、張っていると外国人のような平行型の二重をつくるのは難しいのです。そのため、目頭切開を行って蒙古襞を取り除いてから二重切開を行うと良いでしょう。
目頭の皮膚がまつ毛に被さっている場合
目頭側の皮膚がまつ毛に被さっていると、まつ毛が眼球に向いてしまいます。角膜や結膜を傷付ける原因となり、目の充血や痛み、目やになどを引き起こしてしまう恐れがあります。そのため、目頭切開を行って蒙古襞を取り除き、逆さまつ毛の症状を改善させることをおすすめします。
目と目が離れている場合
目と目が離れている(35mm以上の間隔が目安)と、離れ目を改善するために目頭切開を行うことがあります。目頭切開を行うと目頭側の白目が見えるようになるため、左右の目の間隔が狭まって見えるようになります。
なお、蒙古襞がある場合は、目が離れて見えるうえ、小さく見えがちです。「離れ目を改善しながら目を大きく見せたい!」という方は、二重切開と目頭切開を同時に受けることを検討しましょう。
目頭切開の施術の種類
目頭切開の施術には、複数の種類があります。どの施術が適しているかは、目の状態や希望のデザインなどによって異なります。また、クリニックによって対応している施術が異なるため、事前のチェックも重要。信頼できる医師へ相談し、適切な施術を受けましょう。
Z法
目頭をZ型に切開する方法です。皮膚を取り除かず、縫合する際に皮膚弁を入れ替えて縫うのが特徴。また、皮膚切除を行わないため、術後の腫れや傷跡を抑えられるのもメリットです。
また、Z法は元に戻すことが可能です。施術をした後にイメージと異なる場合でも、術前の状態に近づけることができるでしょう。ただし、Z法は目頭切開のなかでも効果が弱めというデメリットもあります。
他にも、Z法を応用したものに、Park(パーク)法があります。目頭にZ型の切開を行う点はZ法と同様ですが、切開部分が小さいため傷跡が目立ちにくくなっています。仕上がりが自然であり、後戻りが起こりづらいというメリットもあります。
W法(内田法)
目頭をW型に切開して縫合する方法です。複数ある目頭切開の方法のなかでも施術による変化を得やすく、多くのクリニックで取り入れられています。そのため、「W法で目頭切開を行いたい」という場合はクリニックの選択肢が豊富です。
ただ、W法は施術時間が長く、傷の回復にも時間がかかります。施術後に元に戻すことも難しいでしょう。そのため、W法での目頭切開は慎重に検討する必要があります。
リドレープ法
韓国で主流となっている目頭切開の方法の一つです。「韓国流目頭切開」とも呼ばれています。
リドレープ法では、まず目の下のラインに沿って皮膚を切開し、蒙古襞の原因である皮下組織を剝離します。縫合は目の内側に沿うように行うため、傷跡が目立ちにくく自然な仕上がりになるというメリットがあります。
ただし、平行型二重を目指す方にはリドレープ法は不向き。平行型二重を目指すのは難しいため、覚えておきましょう。また、切開ラインを長めに取るため、術後の腫れや内出血が出やすいというデメリットもあります。
WOM CLINIC GINZAによる二重切開の症例を紹介
WOM CLINIC GINZAで二重切開と目頭切開を同時に行った症例を紹介します。
蒙古襞をしっかりと解除して平行型二重を実現
「他院で二重全切開手術を受けたものの、理想としていた平行型の二重にはならなかった」という方の症例です。平行型の二重にならなかっただけではなく、二重の幅も狭いことが不満でした。
WOM CLINIC GINZAでは、「蒙古襞の張りが強いため、二重切開だけで平行型にするのは難しい」と判断。しっかりと蒙古襞を解除して平行型二重を実現するために、確実な変化を得やすいW形成(内田法)での目頭切開を行いました。W形成は傷が大きいというデメリットがありますが、WOM CLINIC GINZAでは皮膚にテンションがかからないように工夫をすることで、傷が目立ちにくいようにしています。
また、こちらの症例では、目頭切開の後にたるみ取りとROOF切除を併用した全切開を行っています。施術後には、くっきりと美しい平行型二重ができました。
控えめなW法と全切開で眠そうな目を改善
こちらの方は、もともと二重ではあったものの、二重ラインの食い込みが浅いうえややまぶたが下がっており、眠そうな印象でした。WOM CLINIC GINZAでカウンセリングを行った結果、たるみ取りを併用した二重全切開と目頭切開(W法)を実施しました。
目頭切開は希望のmix型になるようデザイン。蒙古襞を適量切除しました。また、目と目の距離をあまり変えたくないとのことで、控えめなW法を採用しています。
二重全切開ではたるみ取りを併用し、7mmの自然な幅でデザインしています。施術後1週間はまだ腫れや傷跡が目立ちますが、術後3ヵ月もすると傷跡が目立たなくなりました。目と目の距離をほぼ変えずにパッチリとした目を実現しており、黒目が見えるようになったことで眠そうな印象も改善されています。
Park法で張りの強い蒙古襞をしっかりと解除
こちらの方は、蒙古襞の張りが強く、まぶたが重めの印象。黒目も隠れており、目が小さく見えてしまっています。このように蒙古襞の張りが強い方は、halfZ法の目頭切開では満足な変化を感じにくいといわれています。
そこでWOM CLINIC GINZAでは、Park(パーク)法での目頭切開を行いました。Park法はZ法を応用した施術であり、切開部分を小さく抑えながらも効果を出しやすいメリットがあります。また、患者さんは離れ目の特徴をもっていたため、目頭切開を行うことで目と目の距離が5mmほど短縮できました。
施術では目頭切開と併せて二重全切開も行い、パッチリとしたアーモンド形の目に。傷跡も術後1ヵ月には目立たなくなっています。
WOM CLINIC GINZAの基本情報
クリニック名 | WOM CLINIC GINZA |
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住所 | 東京都中央区銀座2-2-18 TH銀座ビル5.6.7階 7階総合受付 |
アクセス | 銀座一丁目駅 4番出口から徒歩1分 有楽町駅 京橋口から徒歩2分 銀座駅 C9番出口から徒歩3分 |
電話 | 03-6271-0328 |
診療時間(受付時間) | 10:00〜19:00(土日祝対応、事前予約制) |