二重切開ってどんなもの?
医師がすべてお答えします
「二重切開ってどんな手術?」「埋没法とどう違うの?」など疑問に思う方に、二重切開について詳しく解説します。
そもそも、二重切開ってどんな手術?
二重切開は、まぶたの皮膚を切開して半永久的に二重を作る方法です。二重切開は、後戻りしにくいため半永久的な二重が可能で、目の開き具合を好みの形に調整できるのが利点です。一方、ダウンタイムが長く傷跡が残る可能性があるのがデメリットとして挙げられます。
二重切開の仕上がりはドクターの技術力によるため、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。
プチ整形(埋没法)との違いってなに?
二重切開は、まぶたを切って二重を作る施術です。切開する際に必要に応じてまぶたの脂肪も取り除きます。
埋没法は、糸を使ってまぶたの内側を縫い留める方法をいいます。手術の跡が目立ちにくく、糸を取ればやり直しも可能ですが、途中でラインが取れてしまうことも。
二重切開はやり直しができませんが、半永久的な二重を目指せる方法です。
二重切開が向いている人って?
二重切開は、まぶたが厚い人や、皮膚のたるみが気になる人に向いている施術です。まぶたが厚い人は、埋没法をおこなっても取れてしまうことがあります。
過去に埋没法で二重にしたけれど取れてしまった人は、二重切開のほうがキレイな仕上がりを目指せるでしょう。
手術にかかる費用は?
二重切開にかかる費用相場は、10万円~35万円です。その他、麻酔代や抜糸のための通院費もかかります。
クリニックにより費用は大幅に変わります。高度な技術が必要な手術になる場合は、費用が高くなる傾向です。
治療の流れが知りたいです
二重切開は、まずカウンセリングをおこないます。手術後7日程度で抜糸をおこない、その後メイクや入浴ができるようになります。
ただし、施術内容やクリニックの方針により治療の流れが異なるので、カウンセリング時に確認しておくとよいでしょう。
痛みやダウンタイムはどれくらい?
二重切開は麻酔をしてから施術に入るため、痛みを感じることはないでしょう。唯一痛みを感じるとすれば、麻酔薬を注入するときです。
腫れや痛みを強く感じるのは、施術後1週間程度です。クリニックから痛み止めを処方されることが多いので、服用すればそれほど辛いことはないでしょう。
施術後1ヶ月程度で、目の腫れや傷はだいぶ収まってきます。
アフターケアや日常生活について教えて
二重切開の施術後、抜糸するまでは入浴やメイク、激しい運動は控えましょう。横になると目と心臓の高さが同じくらいになるため、目に血液が溜まりやすくなります。
腫れがひどくなる可能性があるため、施術後数日間はなるべく横になる時間を少なくしたほうがよいでしょう。
傷が目立たなくなるまでは、まぶたをこすったり前髪があたったりしないように、極力刺激を避けることが大切です。
二重が戻っちゃう原因は?
二重切開は後戻りが少ない施術方法です。しかし、それででも戻ってしまうということは、医師の技術力不足や、カウンセリングで双方の意見が共有できていない点が挙げられます。
希望する二重を叶えるなら、腕のいいドクターに施術を任せることが大切です。
二重切開でよくある失敗は?
二重切開でよくある失敗には「二重ラインがガタガタになってしまった」「理想の形になっていない」「痛みがいつまでも続く」などが挙げられます。二重切開はメスを入れる手術のため、100%成功するとは限りません。
しかし、失敗を極力避けるためには、クリニックや医師選びがとても重要です。
施術が上手い先生&クリニックを見極める方法は?
施術が上手い先生・クリニックを見極める方法には、以下の内容が挙げられます。
- プチ整形ではなく外科手術を中心としているクリニックである
- 外部サイトの口コミ評判がよい
- HPに症例を多数掲載している
- 医師の実績数が豊富である
- 丁寧なカウンセリングをおこなってくれる
クリニックや医師選びに迷ったときには、ぜひ参考にしてみてください。
一緒にするのがオススメな手術はある?
目の特徴や理想の二重にするには、二重切開と同時におこなうとよい手術があります。たとえば、
- 脂肪除去(ROOF切除)
- 目頭切開
- 挙筋短縮・挙筋前転
- 眉下切開
などが挙げられます。どんな手術をおこなうとキレイな仕上がりになるかについては、ドクターのアドバイスをしっかり聞いて決めることが大切です。